シャドーボックス展 K's 3D Art ブース 紹介 [シャドーボックス]
東京フォーラムでの
Shadowbox Art Exhibition In Japan 2012 が
18日から始まりました
テープカットに続き会場の公開スタート
グループは ブース展示でしたが
個人参加の方も同じ会派の方はそれぞれ近くに
作品が展示されているようでした
K's 3D Art は7名の出品でグループ展示です
出品作品でご紹介♪ (順不同 壁展示ぐるっと一回りで紹介します)
主宰 ニュエン恭子先生(カリフォルニア在住)の作品
細かく繊細でなおかつ奥行き立体感を感じさせる作品です
そして素晴らしい透明感
私も恭子先生の作品を目の前で拝見できるのは6年ぶり
すっとこの作品の前に立っていたい そんな気持ちになります
私が恭子先生のお宅に初めて伺った時の衝撃は 今でも忘れません
ご自宅に飾られた数々の作品たち
これがシャドーボックス? やってみたい!
すぐにそんな衝動に駆られました
厳しいながらも心のこもった指導
そして素晴らしいお人柄・・・
それから10年 日本の方々に 恭子さんのシャドーを紹介できて本当に幸せです
茂刈 惠子先生(愛知県田原市在住)の作品
今回 出品が決まってから最初に作品を完成させたのが
茂刈先生
バイタリティがあります
手早いです 研究熱心です
マットカットもとてもお上手です
今回は Andreas Orpinasの原画 作品が K's から 4点出品されています
この作品を制作できる技術があること
これがK'sで マスターを頂く条件の一つです
K's ではマットのカットも自分でします それも マスター資格獲得の条件の一つ
オーバルもこのサイズまで 自分でカットできます
そして茂刈先生の隣が私、高橋美華(愛知県安城市在住) の作品
第1回 2回のシャドーボックス展では連続でAndreas Orpinasの原画で
制作しましたが 今回は卒業
違う作家さんの原画にトライしました
CHIU <Summer Garden>
この方の原画でシャドーは何作か作りましたが 一番制作しにくかったです
ラインがはっきりせず 一年中 原画を部屋に飾って(吊るして?)
眺め続けました
ラインよ 出てこい~ 凹凸出てこい~ 。。。
そして先日のブログに書いた 恭子先生に指摘されるであろうか所は
ドンぴしゃ
作品を見て 最初の私へのコメントが 思った通りのご指摘でした
はい
作品が自宅に帰ったらすぐに ・・・
時間があるときに・・・ゆっくり
完璧に
手直しいたします
日々勉強です
早野規子先生(愛知県安城市在住)
早野先生は 私の最初の生徒さんで
今回 恭子先生の最初の孫マスター取得弟子 となりました
きっちり宿題を仕上げ
質問箇所を考えて 疑問を持って
毎週クラスに通ってくれました
図録に掲載した KIM の作品も全く狂いがなく
どこに出しても恥ずかしくない作品に仕上がっていましたが
卒業制作(マスター取得)
そして作品をじかに恭子先生に見ていただけるということで
今回この作品にトライしました
無事合格! 私もホッとしました よかったです
おめでとう!
恭子先生の作品の向かって左側の壁にこの3作品が展示されています
その反対側の壁
中心通路側に展示
税所敦子先生(愛知県豊田市在住)
税所先生は恭子先生の同志(生徒じゃありません)
カットが繊細 精密
バニッシャが丁寧 完璧
シリコンの扱いが きれい
ですがそれだけじゃなく バランス感覚にとても優れています
額の深さを的確にとらえて 完成に向かって
狂いなく その空間の中で できる限りの最善の立体表現を
積み上げていくことができる
恭子先生と同じく 素晴らしいシャドーアーティストの一人です
今回 近くで 完成まで見続け 額装のお手伝いをして ひしひしとそれを感じました
ご自宅のあるたくさんのアントン作品は ため息が出るものばかりです
ただ・・・事務的な事は全く向いてません(笑)
根っからのアーティスト
西面陽子先生(兵庫県尼崎市)
私は 西面先生の作品に アメリカの教室で出会いました
K's 3D Art では マスター取得後アシスタントとなり
続く生徒さんのためにサンプルを制作します
もちろん恭子さんの作品もサンプルになります
私たちはその作品をお手本にすることで 駐在期間という短い時間で
確実に技術を習得することができました
そしてそのサンプルの一つに西面先生の作品がありました
丁寧なカット バニッシャ 奥行き感・・・
KIMの作品でしたが 日本に帰国したらぜひ西面先生のほかの作品も拝見したい
そう思わせてくれる作品でした
今回出品作品も狂いがなく 油絵タッチで線もはっきりしませんが
丁寧に作られています
木々の表現 水辺 浅瀬 学ぶことがたくさんあります
岡野惠先生(埼玉県越谷市在住)
双龍図
小泉 淳作 画伯筆
京都建仁寺法堂天井画を立体にすることに成功されました
岡野先生は恭子先生から直々に最初にマスターを頂いた先生です
取得後は教室を開講 独力でシャドーを研鑽し続けていました
今回 グループ展示ということで 久しぶりに恭子先生と再会
グループの一員として参加、ご尽力頂きました
もともと京都の出身で
寺院仏閣に造詣が深く この素晴らしい壮大なスケールの龍の天井画を
何とか
シャドーにできないかと建仁寺さんにかけあい
許可を頂き
途方もなく大きな天井画を
シャドー制作できるよう 紙に落とし込み
原画と対話し続け この作品が生まれたそうです
原画にほれ込み これを 今自分が持っている技術のすべてで
立体にしたい
そう思ったのがこの作品が完成する2年前のこと
素晴らしい情熱 努力 パワーを感じます
今回の展示会でも ひときわ異色の この作品
NEW YORK ART の生徒さん方が とても興味を持って
取材に来ました
後ろで インタビューの様子をずっと見ていましたが
聞き手も 答え手も 内容も
とても とても素晴らしかったです
生徒さん方 編集 そして 情報発信 期待しています
これで K's 3D Art グループ出品者の紹介は終わりです
K's 3D Art は今回ユーチューブでの情報発信申し込みをしていませんので
この場で参加の先生方のご紹介をさせていただきました
また、今回出品 できなかった されなかった先生方もいらっしゃいますので
その先生方の作品にも違う場で ぜひお目にかかりたいと 思っています
最後になりましたが 今回の展示会開催にご尽力くださった先生方
大橋先生
関口先生をはじめ皆様
そしてNew York Art の皆様に深く感謝お礼申し上げます
また 日本で、まったく知名度のない いちシャドラーの私に
声をかけ 第1回のシャドーボックス展に推薦してくださった熊沢先生
個人で参加した私にブログを通じて、また会場でも声掛けしてくださった 飯高先生
そして シャドーボックス展でお会いできたすべての先生方にお礼と感謝申し上げます
展示会は東京フォーラムで 22日日曜 17:00まで
ほかにも素晴らしいシャドー作品がたくさん出品されています
ぜひ ぜひお出かけください